猫を愛する黒猫総長さんの話Ⅱ




「親にも呆れられてさ。
会社の名前には泥を塗ってくれるなってさ。

幸い俺たちは跡継ぎじゃないんだけど。


まぁそういうことで結局族ってかグループ?作ってまとめちゃったって感じだな。」


そう言って閉めた河瀬はメガネをくいっとあげてため息をついた。