猫を愛する黒猫総長さんの話Ⅱ



「…翠。」

なぜか安心したような声音。

ふと顔を上げると


「………っっ///////////」


見たことない満面の笑みを浮かべた圭人。

「ありがとう。やっぱ、翠大好き!」


一目もはばからず思いっきり抱きついてきた圭人に目を白黒させる私。


な、何があったのよ……
そんな顔、ズルイ、ドキドキが止まらない。