猫を愛する黒猫総長さんの話Ⅱ




こんな涙もろかったか、私。



そんな私をそっと抱き寄せて顔を隠してくれた圭人は、やっぱり叶わないなと思った。


「あー、俺もう帰りたい。翠と昼寝する。」


ブスッとして圭人が言い出したかと思うと私の手を引いて「あとはよろしく」と倉庫を出た。



青のみんなが微笑ましく見てくれてたことには気づかなかった。