猫を愛する黒猫総長さんの話Ⅱ




「そんなに思いつめたらダメだよ、みんな結果的に君を守れてよかったと考えてる。

圭人も生きてる。
それでじゅうぶんだ。」


「水城、ありがとう。」


そう言うと、満足したようにじゃ、といって病室を出て行った。