吹切れた自分に安心を感じながら、レイは注がれたワイングラスを手に取った。
「レイ、これ見て」
そう言ってニコニコしながら里子はワインのボトルのラベルをレイの顔の前に差出して見せた。
ワインのラベルは端が少し所々破れていたが保存状態も良く描かれてある柄がくっきり見える。
――1983――
太陽の光が描かれた模様の下にくっきりと赤い文字で書かれてある年。
「これ……」
レイはワインボトルを手に取った。
「そうだよ。いつ開けようかずっと悩んでたんだけど、開けちゃった」
里子は口角をキュッと上げて笑顔で言った。
このワインは私が里子の20歳の誕生日にあげたもの。
生まれた年に作られたワイン。
いくつもいくつも酒屋を回り探したこのラベル。
――いつも私の太陽でいてね。
そんな思いを込めてプレゼントしたんだ。
里子――!!
レイは驚きと懐かしさがごっちゃになってこみあげてきた。
「お味はどうですか?」
里子はびっくりしているレイにそっと囁いた。
「里子〜」
大事に置いてくれてたなんて。
「レイ、これ見て」
そう言ってニコニコしながら里子はワインのボトルのラベルをレイの顔の前に差出して見せた。
ワインのラベルは端が少し所々破れていたが保存状態も良く描かれてある柄がくっきり見える。
――1983――
太陽の光が描かれた模様の下にくっきりと赤い文字で書かれてある年。
「これ……」
レイはワインボトルを手に取った。
「そうだよ。いつ開けようかずっと悩んでたんだけど、開けちゃった」
里子は口角をキュッと上げて笑顔で言った。
このワインは私が里子の20歳の誕生日にあげたもの。
生まれた年に作られたワイン。
いくつもいくつも酒屋を回り探したこのラベル。
――いつも私の太陽でいてね。
そんな思いを込めてプレゼントしたんだ。
里子――!!
レイは驚きと懐かしさがごっちゃになってこみあげてきた。
「お味はどうですか?」
里子はびっくりしているレイにそっと囁いた。
「里子〜」
大事に置いてくれてたなんて。


