寄り添う私達に言いながらタイミングよくサトルが戻ってきた。
「ん〜?次の新しい口紅の宣伝」
すかさず里子がバッグから口紅の入った小さな箱を取り出しレイに手渡した。
「まだサンプルだけどね〜苺の味がすんのよ、これ。キスもオッケーよ」
「あ〜確かにさぁ、女の子の口紅ってまずいから、オエってなるんだよな…」
「そこでうちの社が『恋人達へ』ってコンセプトで開発したのよ」
「へぇ、よく考えるよな〜」
「企画作ったの、うちのチームなのよ」
「え?マジ?凄いじゃんっ」
「あ〜2人しか知らないからまだ秘密よ」
戻ってきて首を突っ込んできたサトルを里子はうまく丸め込んだ。
しかも、本当の話なんだ。
機転の利いた里子にはいつも頭が上がらない。
危ない危ない。
ちょっとでも聞かれたらアウトだ。
こんな時、サトルに興味本位につつかれたら私は上手く応えられない。
SANPLEとシールが貼ってある口紅のパッケージを読む振りをしながら、加速した心臓をなだめる。
チラッと目だけで2人を確認するとそのまま盛り下がることなく、どうやら仕事の話に花が咲いていた。
「ん〜?次の新しい口紅の宣伝」
すかさず里子がバッグから口紅の入った小さな箱を取り出しレイに手渡した。
「まだサンプルだけどね〜苺の味がすんのよ、これ。キスもオッケーよ」
「あ〜確かにさぁ、女の子の口紅ってまずいから、オエってなるんだよな…」
「そこでうちの社が『恋人達へ』ってコンセプトで開発したのよ」
「へぇ、よく考えるよな〜」
「企画作ったの、うちのチームなのよ」
「え?マジ?凄いじゃんっ」
「あ〜2人しか知らないからまだ秘密よ」
戻ってきて首を突っ込んできたサトルを里子はうまく丸め込んだ。
しかも、本当の話なんだ。
機転の利いた里子にはいつも頭が上がらない。
危ない危ない。
ちょっとでも聞かれたらアウトだ。
こんな時、サトルに興味本位につつかれたら私は上手く応えられない。
SANPLEとシールが貼ってある口紅のパッケージを読む振りをしながら、加速した心臓をなだめる。
チラッと目だけで2人を確認するとそのまま盛り下がることなく、どうやら仕事の話に花が咲いていた。


