教室に入ると紗絵ちゃんがいて、興奮?している。
「ちょっとはゆ!!田中と一緒にどこ行ってたの!?何してたのよ!!」
グイグイ詰め寄ってくる紗絵ちゃんはちょっと、割と、いやむしろ大分怖い。
「さ、紗絵ちゃん落ち着いて唾飛んできてるから…。
あと大和くんとは何もないよ、一緒にサボって話してただけだよ」
そういうと少し落ち着いたのか席に腰掛ける。
長くてスラッとした足を組んで。
目線を下に落とすと、
「く、くそ!」
足が太くて短いからあたしが組んだらちょっと変なきがする!
「なにしてんのよ。
わざわざ一緒に行く意味はあったの?」
鋭く突っ込んでからそう疑う紗絵ちゃんに一緒に行った理由を細かく話す。
そのついでにずっと気になっていたことを聞いてみた。
「ねえ、あたしってさ、そらに…、そらに、恋、しているよにみえる?」