「って!!
え、今日1時間目古典だったの!?
うぅー、どうしよ…」
「なんだ?
古典なんかあったのか?」
あたしの反応に大和くんが首を傾げて聞いてくる。
あ、ちょっと可愛いかも。
ってそうじゃなくて!!
「いや、あたし遅刻多いでしょう?
それで古典って1時間目とか二時間目に多いでしょ?
でも今なんか教室いくのなんだか気まずい?ってゆーかなんと言いますか…」
「ああ、なるほどな。
でもべつに望月点数取れてるんだからいいんじゃね?」
大和くんはそう言うんだけとさ。
「あたし前の中間テスト25点だったんだよね…」
「………」
「………」
「「………」」

