帰り道、そらと二人で帰りながら昔の話をしていた。



「そういや公園といえばそら、まおちゃんにプロボーズしてたよね」



「なっ、もうそれは忘れろよ」



あたしが笑いながら言うと照れたように真っ赤に顔を染めて肩を小突いてくるそら。


ドキッ。


な、なんか今心臓が鳴った…?


そんなわけないよね、とドキドキする音をかき消すように言葉を返す。




「えー、やだよ。


あの時あたしに言ってくれた言葉も嬉しかったし?


これはずっと覚えてるねっ!!」



「勘弁してくれよ!!!」



それからも中学の時の話やそらとまおちゃんが付き合った時の話、いろんな話をしながら帰ってた。