その日の夜、ご飯を食べお風呂に入り自分の部屋にまったりしていると電話を知らせる音がなる。


名前を確認すると、やっぱりと言うか沙絵ちゃんだった。



「………もしもし?」



「あー、もしもしはゆ!?


ちょっともう聞いてよ!!!」



恐る恐るでたらハイテンションで返して来た沙絵ちゃん。


心なしか機嫌悪い…?



「う、うん。


どーしたの、なんかあったの?」



「ちょっと話すと長くなるかも知んないんだけどさー!!


今日放課後中嶋と帰るって言ってたじゃん!?


そん時の事なんだけどさ、」



あ、あたしの話はいいんだね。


頭の片隅でそう思ったけど別に自分から振ることもないかなと思い相槌をうち話を聞く。