あ、あたしなんでこんな必死なんだろ。


みんなも不思議そうな顔してる。


しかも、やだな、なんてなんで思ったんだろう。


あー!!!!


もうわかんないよ!!!



「でも、覇由那と二人きりで帰らせてもなんか俺的には不安が増えるだけなんだけどな」



………ッ、


ああ、まただ。


あたしなんか変だ。


そらが言う言葉にいちいち反応して心臓も可笑しいみたいだ。



「ああ、確かにそうだな。


俺も部活あるし待たせるのは気が引けるからなー。


ここはやっぱりなんにも入ってない「おおっ!!!俺か!?


任せとけ、俺がバッチリ城島を無事に家まで送り届けるぜ!!!!」



ここで初めて空気をよんだ中嶋くんがそう言った。


大事なことだからもっかいいっておこうかな。


は、じ、め、て!!