そんな時、バイブにしていたのであろう沙絵ちゃんのスマホがブブッ、となる。
「あれ、沙絵ちゃんLINEきてるよー?」
「んー?」
ちょうどジュースを飲んでた沙絵ちゃんにスマホを返す。
「んー、っと。
はぁっ!?!?」
受け取り内容を確認するなり叫ぶ沙絵ちゃん。
び、びっくりしたー。
「ちょ、叫ばないでよ!
また視線を集めちゃってるじゃんか!!」
「お前らさっきから騒ぎ過ぎ」
「こっちまで聞こえてくるっつーの」
「なんかあったのかー?」
そんな時上から三人の男の声がした。
上から順番に、大和くん、中嶋くん、そらだ。

