お邪魔しまーす、と言い中に入る。


まおちゃんの家の人は仕事で忙しいから誰も居ない。



「二階に上がってらっしゃい」



はーい、と返事して二階に上がる。


まおちゃんの部屋に入るとクーラーが効いていて涼しい。



「まおちゃんっ、ジュースジュース!」



喉乾いたー。


まおちゃんは呆れ顔ではいはい、と冷えたオレンジジュースを出してくれた。


それを勢い良く飲む。



「ぷはぁっ、生き返るーっ!!


おいしー!


ありがとーっ!!」



「はゆは女の子なんだからもっと可憐に振る舞いなさいよ」



はゆのことを又もや呆れ顔でみて注意してくるまおちゃん。



「はぁーい。


何して遊ぶー?


あ、そーだ!そら呼ぶ?」



そらとははゆたちの幼なじみの男の子。


男の子なのにすごく可愛い。