月 —Moon—




「せっかくプロデュースしたのに?」



「うん、赤のクッションくらいなら置いてもいいかな。」




「えー、それだけじゃだめ。」




未紗が必死に説明してくれてる間にジュースもちゃっかり届いてる。



当の本人は気づいていないみたいだけどね。



「未紗〜、目の前に??」



「はへ?あ!ジュース!」



あたしはチラチラと目の前にジュースをかざす。



そしたら、予想通りの反応。



可愛い反応だね〜。



こんな子がヤクザの娘になんて見えない。