「伊世っ!伊世ってば!」



誰かによって、あたしの身体が揺らされている。



「おーきーろーっ!!」



…ん?



この声………未紗…?




「…っ。」



あたしは、ムクっと身体を起こす。




「う、いだい。」



背中やら首に痛みがはしった。



なに、あ、あたし寝ちゃってたんだ。



目を上げると自分の机。