「ただいま。」



構成員たちにそう言い自室に向かう。



徹也は報告にでも行くのか、父さんの部屋に向かっている。



んー、あたしも行かないとダメかな?



いや、いいや、疲れたし。



いや、やっぱり徹也1人に任せたら可哀想?



「…んー。」



あたしが腕を組み1人で葛藤していると声をかけられた。



「何考えてるんですか。」



「わっ!」



そこにはあたしを悩ましていた原因の徹也が。