月 —Moon—






「隆二も意外とわかりやすいな。」




賢太郎がそう言うと隆二は黙り込んでしまった。




「…。」





湊がこんな隆二が物珍しいらしくスマホから顔をあげて、隆二を見ていた。




「気にしなくていいよ。」




賢太郎があたしたちの方を見て言った。