月 —Moon—






「あ、サンドウィッチあるよ、食べる?」




賢太郎が冷蔵庫の中からたまごサンドを2つ取り出した。




「…食べる。」




「伊世が食べるそうなんでもらってもいいですか?」




「はははっ、聞こえたよ、伊世ちゃんの声。」




未紗が聞こえてないと思って言ってくれたんだろう。




そしたら、まさかの聞こえてました、というパターン。




「あ、そうでしたか。」