「「は?」」 あたしたち2人は、突然すぎて頭がついていかない。 「え、ちょ、魁斗さん、空き教室ってあの空き教室ですか?」 未紗は、あわあわしながら魁斗に尋ねた。 「そーだよー、どうして?」 「いや、あたしたち立ち入り禁止じゃ…。」 「いーのいーの、」 へへへ〜とお得意のヘラヘラした笑い付きで答えた魁斗。