雪「失礼します。雅弥さん、準備出来ました!」 そう言って入ってきたのは下っ端で買い物係の雪斗(ユキト)。 雅「おっ、さすが早いな。紅、ほら下降りるぞ。」 雅弥があたしを連れて階段を降りていった。 『あ"?まだ眠いんやけど。出発までまだやねんから寝かして「「「紅さん!こんちわっす!」」」』 あたしの言葉に被せて言った大勢の男たち。 前を見ると道を作った下っ端のやつら。 と、その先に置いてある椅子の周りに立っている幹部たち。