は?あれは俺の姉貴だ⁈



「えぇ?!うそっ!」



「本当」



その言葉を聞いた途端安心してまた泣き出してしまった



「ごめんなさい」



泣き終わった後疑ったことを謝った



「いや、俺も悪りぃんだ
さくらに姉貴の事言うの忘れてたから」



と龍は怒らずに言ってくれた



「あ、今何時?」



「あー昼過ぎだ」



えぇ?!私たち喋りすぎちゃったみたい



「あーもう、今から行っても遅いか
帰ろ、さくら」



そう言って手を出してきた龍の手を握り



「うん」



私たちは帰った



もちろん龍の家にね



こうして私の誤解は解けたのでした