「蓮、ちょっと散歩いこ?」
「いいぜっ。」
部活を引退し、学校は九月の新学期が始まった。
「じゃ、じゃーん!」
今あたしと蓮の目の前には、3年の部員のみんながいる。
そして、下にはマウンドがある。
「甲子園の土で作ったの。」
みんなが持って帰ってきた甲子園の土を集めてマウンドを作った。
「蓮!」
マウンドの先でミットを構えた白石がいる。
「凛、ボール。」
あたしはボールを蓮に渡す。
これが最後の投球かもしれない。とあたしは必死に目を開けて見る。
「白石いくぞっ!」
「おう‼︎」
バッシッッッ
すごいいい音が周りに響き渡った。

