「蓮っ!蓮っ!」


蓮のベットに急いで近寄る。




「れん?起きてよ。お願いっ。」



その時、ゆっくりと蓮の目があいた。



「りん…っ。なくなってっ。」



「れぇん。誰のせいで泣いてると思ってんのよお。もぉ〜。」


目から涙がこぼれる。



こんなに泣いたのも久しぶりかな。




「母さんっ。父さんありがと。」




「こちらこそ。ありがと。」




蓮のお父さんもお母さんも必死に笑顔を作ってる。