後輩くんはそこでちょっと戸惑っていて。 「おいサク?なんかあったの?」 なんて下から声が聞こえる。 「いや、なんでも」 そう返すと下に降りていってしまった。 「…」 「ヒーローじゃん、あれ」 未胡が軽く口笛を吹く。 「ヒーロー…」 後輩くんの名前、聴きそびれたなあ。 「そういや今日ってアンタ補習の日だっけ」 「あ、そういえばそうだね」