ードキドキドキドキ さっきの場面が私の中で、何度も何度も再生される。 もし、あれが私じゃなくても同じことしてたのかな? そんな不安も心のどこかにあったけど、 今は素直に喜ぶことにした。 「・・・名前」 「えっ?」 「俺の名前覚えててくれたんだ」 電車に乗ったときの顔とは違い、 私の大好きな笑顔で優しくわらった。