ーガタンゴトン





不器用な呼吸で走る電車に揺られていると






またまた睡魔が襲う。




電車が揺れるに従い、頭も大げさなくらい揺れる。




何回目か、もはや分からないが





意識を手放そうとしていた時。





完全に手放すことを"ある"ことによって遮られた。