乾燥してて乾き切った風が私の体を冷やしていく。







体はこんなにも寒いのに、








あなたに会えるってだけで







心はポカポカしてる。






ーキィィィ





耳に響く音をならして止まった電車は





いつものように私の心を桜色に染めてくれる。









でもね、









電車に乗り込んでから、その桜色は一瞬で





なくなった。