ーバチ




せかっく、目が合ったのにそれはほんの一瞬だった。





先に目を逸らしたのは、相手の方。




心なしか顔が赤く見える。





そんなに寒いのかな?




そう思い、お店に入ってもらった。




「あとから3人来るから。」





「おうっ!分かった」





そんな2人の会話を耳に挟みつつ、厨房へ向かった。