「私さ、パンの焼け具合みないとだから、廉のとこ行ってくれる?」 まだ痛む腕をさすりながら、返事をして向かう。 お店につくと、弟さんは少し興奮気味にスマホをいじってた。 何してるんだろう? 気にはなったものの、聞くとなんだかおかしいような気もしたのでそっとしておく。 向かい側のイスに座る。 やっと座れたぁ~ んーっと背筋を伸ばしてリラックスする。 あの・・・すごい目線感じるんですけど。