…ぞくっ 私は思わず武者震いをする。 「どしたの美和」 ポッキーを食べながら少しだらしない格好で聞く梨花。 「いや、なんか悪寒がして…」 「ふぅーん?」 すると梨花はポッキーを一本私に差し出して、「あげる」とくれた。 「ありがと」 私はもらったポッキーを咥えながら思う。 …さっきの悪寒は、きっと気のせいだったのだろうと。