「はよ、優美花」
そんなことを考えてると中学から一緒の
市原光輝が話しかけてきた。
光輝とは中学も同じだけどそんな仲良いってわけじゃなかった。
仲良くなったのは一年の時、同じクラスになってから。
それからは璃乃と一緒に3人でいることが多くなった。
「おはよ」
「ん。あ、優美花きのう電話無視ったろ」
「あ~…」
そういえば着信あったかもなー。
「優美花はめんどいと電話でないよねぇ」
笑いながら璃乃が話にはいってきた。
「昨日はLINEも返事くれないしさー。寝てた?」
「ごめん、用事あったからさ」
「お!男かな~?」
「…そっ」



