「今日はほんと、楽しかったねー!」


「明日は街の方に行こっか〜」


いまは、別荘に戻ってきてお風呂に入っております。



「実はさ…私……」


千里が小さな声で話し始めた。


「水野のこと、好き…かも…」



わぉ!



「頑張って!」


私と優花は、そう言った。


「ありがと。じゃあ、優花は、誰が好きなの?」


千里に言われて黙る優花。



「木原くん…かも…」



か、可愛い!


恋する乙女だ〜!



「二人とも頑張って!応援してるよ!」



私は二人にそう言った。




「リオはいいな〜幸せだよね〜」



「優花ってば〜」



へへへ、照れるな〜♪


「二人ほどラブラブなカップル、見たことないよ」


千里も言った。



いやいやいや…。



「二人って…新婚さんみたい」



「言えてる。半同棲状態だもんね」



もぉ〜二人とも〜!






新婚さんって…私たち、大人になったら結婚するのかな…。







(妄想中)







キャーー♪







「ほら!そこ、妄想しな〜い!」






うっ。

千里さん、鋭い…