私が泣いたのは、春斗の死から二週間後。






おばさんから、春斗の部屋の片付けを頼まれた時だった。








「まったく〜!汚い部屋!」




机の中なんて、ぐっちゃぐちゃだし、タンスの中の洋服はたたんであるものは一つもない。





まあ、春斗らしいといえば春斗らしいけれど。