「春斗!おはよ」 「里桜、おはよう」 次の日。 私は朝から、春斗の病室に来ていた。 「葵と夏生は?」 「おばさんが見ててくれてる」 「そっか」 「うん。体調…どう?」 「めっちゃ元気。家に帰って、葵と夏生と遊びたいよ」 「春斗…」