「ごめんな、里桜…」 そう言って、私を包み込むように抱き締める、春斗。 「確かにそうだよな…俺も、里桜との間にできた子なんだから…生きてほしいよ」 「……うん」 「でも、里桜にも生きてて欲しい。 だから…絶対、子供たちと一緒に生きてくれよ!」 「春斗…」