「え…」 一瞬、自分の耳を疑った。 「俺は…里桜の体、優先して欲しい」 春斗……。 だけど…… 「ごめん、春斗」 「え?」 私は…。 「私は、この子たちを優先させる」 私は、自分のお腹に触れながらそう言った。