君がいてくれたこと




嫌嫌...。怖い..。助けてよっ...



心臓が激しく動く。


足ががくがく震える。



ただ、その言葉さえ声にならず、


私の体は、近くに止めてあったと思われる



黒い大きな車のトランクに、


放り込まれた。