君がいてくれたこと




大きくなっていたおなかが




小さくなってる。




そこに、命は宿ってないかのように




静かだった。




最初から何もなかったかのように。




「うっ....」




つまっていた言葉が、少し漏れる。




呼吸麻痺を起したかのように




息ができない。