君がいてくれたこと



****


ピピピピピ..


「ううー...」



目覚ましを止め、時計を見る。


まだ朝の5時。



「ねむい。」




けど、朝ご飯とお弁当も作らないと!



そう言い聞かせて、新しいふかふかのベッドから出た。



隣には、和也の寝顔があった。



「頑張るからね」



そう言って、まだ寝ている和也のおでこにキスをして、



台所へ向かった。