君がいてくれたこと




*****


「ふー、ひと段落!」



荷物を片づけていた私たちは、ちょっと休憩をとることにした。



「はい、コーヒー、ホット。」



「3月の終わりにホット?」



「いいじゃん!」



なんていう、たわいもない会話。



「明日からは、ほんとに家事なんだー。」


「頑張れよ。火には気をつけろよ!家燃やすなよ!」


冗談目かして、和也が言う。


「分かってるって!そこまで馬鹿じゃないよ!」



私も笑って返す。



いいな、この感じ。