君がいてくれたこと


「ああ、やっぱりそうだ。」



先生はおなかに機械を当てながら、そう言った。


「4週くらいかな?最初なので、点滴うっときますから。」

「え、赤ちゃんいるんですか!?」

「はい、おめでとうございます。」



心に思ってないような言い方でそう言う。



けど、関係なかった。



それよりも、事実のほうに驚いていた。