君がいてくれたこと



「優奈...大丈夫..?」


波留が心配して、近くで様子をうかがう。


「う..ん。」




ちょっと吐き気がおさまった。



「優奈、無理しすぎじゃない?最近毎日出てるし...」

「大丈夫だよ。」

「だめ!チーフには、言っておくから。もう帰って。明日は病院でも行ってきて。」

「でも..」




「いいから!」



私はその波留の目に負けて、明日まで休むことにした。