君がいてくれたこと



「雅ー。悪いんだけど、優奈にくっつかないでよ。」



一瞬、心臓が止まるかと思った。

『何か』が、変わってしまう気がした。



「え..?」

雅が小さくつぶやく。



「優奈も迷惑してるしー。」




理沙が、後を押してくる。