昼休み、まだ亮太は来ない。



見つからないように、亮太の働いているショップをのぞく。



「いない・・・か。」



どこ行ったんだろう。


私のところには来ないの?



ちくりと、何かが刺さったような気持ち。



「や、忙しいんだ。きっと終わったら、来てくれる。」



そう言い聞かせて、昼食を食べに行く。