「あぁ…」 そう答えると驚いた様に目を見開き 固まるそいつ。 …なんだ、俺のこと知ってんのかよ。 「え〜! 何で楓こいつの名前知ってんの〜?」 「お客さんにこいつとは失礼ですよ」 ともっともなことを言うこいつ。 「この方は陣宮組の若頭ですよ」 この言葉で騒がしかった部屋が 一瞬で静まる。 「「「えぇ〜!!?!」」」 そして皆驚いた。