お姫様と若頭様。【完】



路地裏に連れ込まれて早速、
喧嘩が始まる。




「「「おりゃー!!」」」




男たちの無駄にでかい声に
思わず耳を塞ぎたくなる。



そんなことしたらこの間みたいなことに
なりかねないから一応我慢。




戦う時声出すのって
必要ない気がしてならない。
















数分で奴らをやった後
帰ろうと踵を返した時ーー











「あっれぇ?


こっから声がした気がしたのになぁ?」