お姫様と若頭様。【完】




体が揺すられる感じで目を覚ますと、
目の前に男の人の顔があった。


それに大きく肩を揺らすと
少し後ずさった。


それを気にすることもなく
淡々と告げる彼。

私のことなんて毛頭興味なし、
って感じだ。





彼に促されるままついて行くと、
大きな倉庫?のような所の前。

そして鍵を開けると見えて来たのは
…階段?


でも彼はそこを通り過ぎ、エレベーター
らしき所の前にたった。

そしてボタンを押すとすぐに扉は開き乗るよう促された。


怪しい倉庫。


こんな所に連れ込まれてなにをされるか
考えただけで、
安易について来た自分を呪った。