こんな私を救ってくれる人がいたら。



そう望んでしまうのは、
私に力が足りないから。


皆にもてはやされて育ってきたわけではないけれど、とても弱い自分。



力も、そして心も。


全てが弱いことが、
なにより自分を嫌いにさせた。




一度思い出すとそれは泥沼のようにどんどんどんどん嵌まってしまって、
抜け出すことができないように感じた。





私なんか…。




そう思うことがたとえ"逃げ"だとしても
今、私の心を救うのは
私の"闇"しかなかった。



なんでもいいから縋り付きたい。



また私は自分に甘くて弱くなっていく。







こんな自分はもう嫌だ…っ。