俺は龍牙 湊
世にゆうヤクザの若頭だ
だから、今日も仕事にいき帰る途中だった
いつもと同じだったんだ
あいつに会うまでは…

「……て……たす…っ!」

女の声が聞こえた
いつものことだ ほっとこう
そう思い通り過ぎようとしたとき、ふとその女を見てみると…

とても整った顔立ち
スタイル抜群
今まで出会った中で1番美人だった
一瞬で惹かれた

でも、俺が惹かれたのはそいつの容姿じゃなかった…

俺が惹かれたのは…
あいつの目

闇に染まった目をしていてもう希望なんて捨てている。そんな感じだった

あいつの目を見てゾクッとした

俺はあいつを救いたい。
そう思った

「おいてめーら、俺の視界でくだらねーことしてんじゃねーぞ」

おれはそう言って女を抱きしめる

女は震えていた
でも、俺が抱きしめていたら収まった

ナンパ男が逃げて行ったあと
あいつは俺に礼を行って帰ろうとした

そんなやつは始めてだった
みんな女は媚を売ってくるはずなのに…

面白い

帰ろうとしている女に名前を聞いた
「あ、えーとりんです 結城りん」
女はそう言った

そのあと…
「あなたは?」
そう聞いたんだ

この世界に俺の名前を知らない奴なんていないと思ってた

だっておれは…ヤクザの若頭だから

名前を答えたあと女は「龍牙さん…か分かりました では」
っと言って帰ろうとした

まぁ俺は帰す気なんかさらさらない

だから女の家を掴んで俺のところへこいといった
女は初めは拒否していたが、俺がしつこく言っていたところ頷いてくれた

そして俺は女を連れて家に戻った