りんが遅い…

今は午後3時

あいつ
「1時間で帰ってくるから〜」
なんて、いってたのにもう一時間半もたっている

さすがにおかしいと思い始めた時だった

ドンドンドン

「だれだ?りんか?」

ガチャ
「湊!」
秋冬だった
でもいつものチャラケた感じはなくなにか焦っているようだった

「どうした」

「りんちゃんが!」
「あ?りんがなんだっ!」
「りんちゃんが誘拐された!」

はぁ?
「りんちゃんが男に担がれているのを見た奴がいる。
りんちゃんはグッタリしていたって言ってたぞ」

俺の心が黒にうめつくされていく

俺は今まで一番低いこえで
「りんを助けに行く」

そういいりんを助けに行った